レビュー

映画「#白爪草」の鑑賞にはVTuberの技術面の背景を知っておく必要があるかもしれない

レビュー

どうも、kayolabo801です。

先日8年振りに映画館に足を運びまして。

最古参バーチャルYouTuberの電脳少女シロ主演の映画「白爪草」を鑑賞しに池袋HUMAXシネマズまで足を運びました。

https://www.sirotsumekusa.com/

元々シロちゃんのファンである私は、映画の存在を知った瞬間映画館の予約を入れ公開初日に観に行きました。

内容としてはとても面白いワンシチュエーションサスペンスで、1回の視聴では飽き足らず翌日2回目を観るほどにはハマりました。

どんな感想を述べてもネタバレになってしまうため内容の感想については割愛します。というか他の方の感想と概ね一致です。

Twitterでは「#白爪草」ハッシュタグとともに絶賛されている当映画。皆さんが口を揃えて言うのが「バーチャルYouTuberというものを知らない人でも楽しめる」ということです。

ただ、いくらこの映画が素晴らしいとはいえこの文言は多分に危険を孕んでいると私は考えます。

「物語」、「演劇」としての本作

本作の何より賞賛すべき点は脚本であると私は考えています。

コロナ禍において「映画界を盛り上げたい」という意気込みで全てがリモートで制作された本作ですが、とにかく「物語が面白い」の一言に尽きます。

先程申し上げたように少しでも内容に触れてしまうとネタバレとなってしまうため言及しませんが、 VTuberによるワンシチュエーションという映像制作においてかなり制約がある中、見事なサイコサスペンスに仕上がっていました。

※脚本の我人祥太氏がR-1グランプリ2010の「憂い」ネタの人と同一人物だと知ったのはかなり後になってからの話です。

主演のシロちゃんを始め出演陣の演技にも圧倒されてしまいました。

制作環境の前提としてあまり映像に完成度を求めることができない中、見事な演技で物語を成立させていました。

VTuberの映像技術を少しは知っている者として、見事な作品であったと自信をもって言うことができます。

しかしそれはVTuberの技術的背景を知っていたからではないかと思っています。

「映像作品」としての本作

映像作品として観ると、かなり荒が目立つ作品であったことは間違いありません。

登場人物の声の演技に対する表情変化の乏しさ、モーションがやや稚拙で効果音に注視しないとシチュエーションを掴み切れない場面など、脚本や演技の素晴らしさに映像技術が追い付いていないように感じる場面が多々ありました。

電脳少女シロの普段の活動を知っている者としては「この制約の中よく頑張った」と言えるのですが、バーチャルYouTuberの活動を知らず本作を「話題の映像作品」として観た視聴者がいたらどうでしょうか。

PIXARのような素晴らしいアニメーション技術に慣れている映画ファンからしてみれば本作の映像技術は素人のそれです。

そういう人達が本作を観れば、映像の荒が気になって物語に集中できないかもしれません。

タイトルで述べた「本作の鑑賞にはVTuberの技術面の背景を知っておく必要がある」というのはそういう意味です。

まとめ

というわけで映画「白爪草」のネタバレなしレビューでした。

本作の池袋での上映は10/2(金)までとなっているようなので気になっている方はお早めに劇場に足を運んでいただければと思います。

「MEN’s Biore ONE」を買ってみた

レビュー

Twitterのプロモーションで最近頻繁に流れている「MEN’s Biore ONE」。

今まではプロモなんて全然無視してたんですが、共同浴場の寮生活をしている自分には「浴場に持って行く荷物が少なくなる」というメリットがあるので少し気になっていました。

というわけで

AMAZONしました。

というわけで、今から風呂に入ってきて使ってみた感想を述べたいと思います。

ラベルは邪魔じゃっっっっっっ

では行ってきます。

感想

最初に驚いたのが、透明だということ。

今まで白いタイプの液体石鹸しか使ったことがなかったので、個人的にはかなり新鮮でした。

そして泡立ちがむっちゃ良い。

ちょっと両手でこすっただけでかなり泡立つので、体を洗う石鹸の量が節約できそうです。

肝心の洗い心地ですが、MEN’s Bioreなだけあって脂落ちがかなり強い印象でした。

この脂の落ち方が良いか悪いかは暫く使い続けないとなんとも言えないので、これから使い続けながら判断していきたいところ。

そして地味な推しポイントとして、シュポシュポを下げた状態で保管できるということが挙げられます。

共同浴場には石鹸を放置できないので、一々自室に持って帰って保管する必要があります。

そんな時シュポシュポが上がった状態だと何かの拍子にシュポシュポが下がって床中石鹸まみれになるリスクがあります。

シュポシュポを下げた状態ならそれを防げるので、これは地味に嬉しいです。


今のところかなり使える印象なので、これからも使っていこうと思いました。

以上、 MEN’s Biore ONEを初めて使ってみた感想でした。

私をHTML中級者に育てた3冊

HTML レビュー 隙あらば自分語り

どうも、人生で初めてボイチェンに触ってみたら自分の笑い声のあまりの可愛さに悶え死んだカヨコです。

高校2年の終わりにHTMLに触り始め、今ではWordPressのレスポンシブテーマを1から組むことができるようになりました。
自分で言うのはおこがましいですが、そろそろ「HTML中級者」を名乗ってもいいのかなと思っております。

さて、私が1年半である程度Webサイト制作ができるようになったのは、3冊の教本の力が大きかったと思っています。
あの3冊に出会わなければ私は未だ生半可なHTML知識でイキり散らしていたでしょう。

てなわけで早速紹介していきます。

わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本(湊川あい)

高3のはじめ辺り、私が絶賛HTML初心者イキリをかましていた時に出会った1冊です。

これを読んで全てが変わりました。

内容としては、

  • そもそも何故Webサイトを作るのか
  • HTMLの基礎
  • CSSのちょっと込み入ったとこまで
  • JavaScriptやPHPについてかるーーーーーーーーーく
  • Webサイト公開後の運営について

という感じです。

CSSに関して優先度とか疑似要素とか「大事だけど難しめの内容」まで網羅されているのが素晴らしいと感じますが、何よりこの本を第一に薦める理由は、
「初心者が見落とすWebサイトの制作意義Webサイトの運営
について超丁寧に説明されていることです。

ここが何より重要なのに、巷の初心者用HTML教本には書かれてません。HTML技術だけです。
ぶっちゃけタグとかの知識なんてggれば出てきます。
初心者用教本では技術よりこの2つを教えるべきです。

HTML始めたい人は絶対最初にこの1冊を買ってください。てか買え。

HTML5&CSS3デザインブック(エビスコム)

こいつは「きちんとWebサイトを組む」ことができるようになるための1冊です。

これを参考に1~2回サイトを組んでみれば、「レスポンシブデザインのサイトがどういう構造になっていて、どう組めばいいのか」が分かるようになります。

ただ、少々古めの本なので最新のコーディングトレンドには全然対応していません。
そのせいで私も少し古典的なHTMLを組む癖がついてしまいました。
なので、私としてはこの1冊を薦めますが、ナウいHTMLerになりたい方は別を当たってもいいかもしれないです。

WordPressデザインブック(エビスコム)

これはWordPressテーマを1から作るにあたって私が読むべきと思う1冊です。

2冊目にちょっと古い本を紹介したのは、この本にスムーズに移行できるようにするためです。
2冊目の内容が分かっていれば、難なくWordPressテーマを完成させることができます。

AMAZONでは酷評が目立ちますが、あれはHTMLの勉強の手順を踏まずいきなりWordPressに飛びついた連中のご意見なので気にしなくていいです。(過激派)

とりあえずこの3冊(前半2冊でもいいです)を読みきったら、それだけでHTML中級者を名乗っていいと思います。

ぶっちゃけHTMLは超簡単なので、どうか皆さんも「正しい順序で」勉強して欲しいと思っています。